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HOME > Linux Tips ( 目次 ) > Linux コマンド 一覧表 > a > accept - システムコールの説明 accept - システムコールの説明 - Linux コマンド集 一覧表名前accept - ソケットへの接続を受ける 書式
#include <sys/types.h>
説明accept ()システムコールは、接続指向のソケット型 ( SOCK_STREAM , SOCK_SEQPACKET )で用いられる。 この関数は、保留状態の接続要求が入っているキューから 先頭の接続要求を取り出し、接続済みソケットを新規に生成し、 そのソケットを参照する新しいファイル・ディスクリプタを返す。 新規に生成されたソケットは、接続待ち (listen) 状態ではない。 もともとのソケット sockfd はこの呼び出しによって影響を受けない。 引き数
sockfd
は、
socket
(2) によって生成され、
bind
(2) によってローカルアドレスにバインドされ、
listen
(2) を経て接続を待っているソケットである。
キューに保留となっている接続要求がなく、 かつソケットが非停止になっていないときは、 accept ()は接続が発生するまで呼び出し元を停止 (block) する。 ソケットが非停止になっていて、 待ち状態の接続要求がキューに無いときは、 accept ()は EAGAIN エラーで失敗する。 ソケットへの接続到着を知るには、 select (2) または poll (2) を用いればよい。 新しい接続要求が来るとソケットは読み込み可能になるので、 そうしたら accept ()を呼んでその接続に対するソケットを取得すればよい。 あるいはソケットに設定を行い、何らかのアクションがあったときに SIGIO を配送 (deliver) させるようにすることもできる。詳細は socket (7) を参照のこと。 明示的な接続確認 (confirmation) を必要とするようなプロトコル (DECNet など) では、 accept ()は単に次の接続要求をキューから取り出すだけであり、 接続確認は行わないことに注意せよ。接続確認は、 新しいファイル・ディスクリプタに対する 通常の読み取り/書き込みによってなされ、接続拒否 (rejection) は新しいソケットをクローズすることによってなされる。 現在のところ、 Linux 上でこれらのセマンティクスを持つのは DECNet だけである。 注意SIGIO が届けられた後や、 select (2) または poll (2) が読み込み可能イベントを返した後に、 必ずしも待機中の接続があるとは限らない。 なぜならその接続は、 accept ()が呼ばれる前に、非同期的なネットワークエラーや 他のスレッドから呼ばれた (別の) accept によって 削除されているかもしれないからである。 この場合、その accept ()呼び出しは停止 (block) し、次の接続の到着を待ちつづける。 accept ()に停止を行わせないようにするには、引き数に渡すソケット sockfd に O_NONBLOCK フラグをセットしておく必要がある ( socket (7)を見よ)。 返り値成功した場合、 accept ()は受け付けたソケットのディスクリプタである非負の整数値を返す。 エラーが発生した場合は -1 を返し、 errno を適切に設定する。 エラー処理Linux の accept ()は、新しいソケットにおける、発生済みのネットワークエラーを accept ()からのエラーコードとして渡す。 この振舞いは BSD ソケットの実装とは異なる。 信頼性の高い動作を行うためには、 アプリケーションはプロトコルで定義されているネットワークエラーの検知を accept ()のあとに行い、それらのエラーを EAGAIN と同じように扱い、再試行 (retry) を行うべきである。 TCP/IP では、以下のエラーが該当する: ENETDOWN , EPROTO , ENOPROTOOPT , EHOSTDOWN , ENONET , EHOSTUNREACH , EOPNOTSUPP , ENETUNREACH エラーaccept ()は以下のエラーで失敗する:
準拠SVr4, 4.4BSD ( accept ()は 4.2BSD で初めて実装された)。 Linux では、
accept
()が返す新しいソケットは listen を行っているソケットの
ファイル状態フラグ
(
O_NONBLOCK
や
O_ASYNC
など) を継承「しない」。
この動作は標準的な BSD ソケットの実装とは異なっている。
移植性を考慮したプログラムではファイル状態フラグが継承されるかどうかは
前提にせず、常に
accept
()が返したソケットに対して全ての必要なフラグを明示的に設定するように
すべきである。
注意
accept
()の第 3 引き数は、もともと `int *' と宣言されていた
(libc4 や libc5, 4.x BSD, SunOS 4, SGI など多くのシステムではそうなっている)。
POSIX.1g draft 標準は、
これを `size_t *' に変更しようとし、SunOS 5 ではそう宣言されている。
後に POSIX drafts には `socklen_t *' が含まれるようになり、
Single Unix Specification や glibc2 ではこのように宣言されるようになった。
Linus Torvald の発言を引用する:
関連項目
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