|
HOME > Linux Tips ( 目次 ) > Linux コマンド 一覧表 > g > getpwent_r - ライブラリコールの説明 getpwent_r - ライブラリコールの説明 - Linux コマンド集 一覧表名前getpwent_r, fgetpwent_r - パスワードファイルのエントリをリエントラント (reentrant) に取り出す 書式
"#define _GNU_SOURCE" 説明関数 getpwent_r()と fgetpwent_r()は getpwent(3) と fgetpwent(3) のリエントラント版である。 前者は、 setpwent(3)によって初期化されたストリームから、次のパスワードエントリを読み込む。 後者は、引き数 fpとして与えられたストリームから、次のパスワードエントリを読み込む。 passwd 構造体は
<pwd.h>において以下のように定義されている:
struct passwd {
char *pw_name; /* ユーザ名 */
char *pw_passwd; /* ユーザのパスワード */
uid_t pw_uid; /* ユーザ ID */
gid_t pw_gid; /* グループ ID */
char *pw_gecos; /* 実際の名前 */
char *pw_dir; /* ホームディレクトリ */
char *pw_shell; /* シェルプログラム */
};
リエントラントでない関数は静的な格納領域へのポインタを返す。 この静的な格納領域には、更にユーザ名・パスワード・gecos フィールド・ ホームディレクトリ・シェルへのポインタが含まれる。 ここで説明されているリエントラントな関数は、 呼び出し側から提供されるバッファにユーザ名など全てを返す。 最初の引き数として struct passwd を保持できるバッファ pwbuf がある。 次にその他の文字列を保持できるサイズ buflen のバッファ buf がある。 これらの関数の結果 (ストリームから読み込まれた struct passwd) は、 提供されたバッファ * pwbuf に格納され、この struct passwd へのポインタは * pwbufp に返される。 返り値成功した場合、これらの関数は 0 を返し、 * pwbufp は struct passwd へのポインタとなる。 エラーの場合、これらの関数はエラー値を返し、 * pwbufp は NULL になる。 エラー
例
#define _GNU_SOURCE #include <pwd.h> #include <stdio.h> #define BUFLEN 4096 準拠
これらの関数は GNU 拡張であり、POSIX 版の関数
getpwnam_r
(3)の形式に似せてある。
他のシステムではプロトタイプ
が使われている。 より良いものでは、
が使われている。 注意関数 getpwent_r ()は本当のリエントラントではない。 なぜなら、ストリームの読み込み位置を 他の全てのスレッドと共有しているためである。 関連項目
fgetpwent
(3),
getpw
(3),
getpwent
(3),
getpwnam
(3),
getpwuid
(3),
putpwent
(3),
passwd
(5)
|
|