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kdstat - システム管理コマンドの説明 - Linux コマンド集 一覧表

  1. 名前
  2. 書式
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  5. 関連項目
  6. 著者

名前

kdstat - kerneld の内部状態の表示・変更を行うプログラム

書式

kdstat
kdstat "[debug|nodebug]"
kdstat "[keep|nokeep]"
kdstat "flush"
kdstat delay=<time>

説明

このマニュアルページは kdstat について記述する。このプログラムは kerneld のデバッグに用いる。 これを使うと、実行中の kerneld の内部状態を閲覧 (及び変更) できる。

オプション

kdstat は実行中常に kerneld の現在の状態を表示する。 適切なオプションを与えれば、もっといろいろなことができる。 利用できるオプションを以下で説明する。

debug, nodebug
kerneld のデバッグモードを on/off する。 on にすると、 kerneld は実行内容をコンソールに表示する。
keep, nokeep
モジュールの keeping を on/off する。 off にする (デフォルト) と、 モジュールは一定時間利用されない状態が続くとアンロードされる。 利用されるタイムアウトの詳細は delay を見よ。
flush
kerneld との通信に用いる IPC メッセージキューをフラッシュする。
delay=<time>
kerneld がモジュールをカーネルから削除する前に待つタイムアウト時間を変更する。

関連項目

modutils (2),  kerneld (8) 

著者

このマニュアルページは Wichert Akkerman <wakkerma@debian.org> が Debian GNU/Linux システム向けに書いた。