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mempcpy - ライブラリコールの説明 - Linux コマンド集 一覧表

  1. 名前
  2. 書式
  3. 説明
  4. 返り値
  5. 準拠
  6. 関連項目

名前

mempcpy, wmempcpy - メモリ領域をコピーする

書式

#define _GNU_SOURCE

#include <string.h>
void *mempcpy(void *dest, const void *src, size_t n);
#define _GNU_SOURCE
#include <wchar.h>
wchar_t *wmempcpy(wchar_t *dest, const wchar_t *src, size_t n);

説明

mempcpy ()関数は memcpy ()関数とほぼ同一である。 この関数は、 src で始まるオブジェクトから n バイトを、 dest で指されるオブジェクトにコピーする。 ただし dest の値を返すのではなく、 最後に書き込まれたバイトの後に続くバイトへのポインタを返す。

この関数はいくつかのオブジェクトが 連続的なメモリの場所にコピーされるような状況で役に立つ。

wmempcpy ()関数はこの関数と同じであるが、 wchar_t 型の引き数をとり、 n ワイド文字列をコピーする。

返り値

dest + n .

void *
combine (void *o1, size_t s1, void *o2, size_t s2) {
     void *result = malloc(s1 + s2);
     if (result != NULL)
          mempcpy(mempcpy(result, o1, s1), o2, s2);
     return result;
}

準拠

この関数は GNU における拡張である。

関連項目