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mk_cmds - コマンド (プログラム) の説明 - Linux コマンド集 一覧表

  1. 名前
  2. 書式
  3. 説明
  4. バグ
  5. 関連項目

名前

mk_cmds - エラーテーブルコンパイラ

書式

mk_cmds file

説明

mk_cmds は、コマンド名とそれに関連するヘルプメッセージを列挙したテーブルを、 ss (3)ライブラリと共に使用するのに適した、C のソースファイルに変換する。
ソースファイルの名前はサフィックス ``.ct'' で終っていなければならない。 ファイルはコマンドラインテーブルの名前を与える宣言で構成される。
command_table name
の後に
[ request | unimplemented ] name, " string "[, abbrev]...;
という形式のエントリが続き、テーブルの終りを示す
end
で終る。
C のソースファイルが生成されるので、コンパイルして、 ss ライブラリを使うオブジェクトファイルとリンクする。
ソースファイル中の ``#'' はコメント文字として扱われ、 ソースファイルの行末までの残りの文字列は無視される。

バグ


オリジナルの mk_cmdsyacc (1)に基づくとても簡単なパーサを使っており、 現在のバージョンの mk_cmds は awk と sed を組み合わせたスクリプトを使っているので、 エラーからの回復についてはまだ十分とは言えない。

関連項目

ss (3)