kazmax - Linux で自宅サーバー

personality - システムコールの説明 - Linux コマンド集 一覧表

  1. 名前
  2. 書式
  3. 説明
  4. 返り値
  5. エラー
  6. 準拠

名前

personality - プロセスを実行するドメインを設定する

書式

#include <sys/personality.h>
int personality(unsigned long persona );

説明

Linux はプロセスごとに異なる実行ドメイン(domain)または パーソナリティ(personality)をサポートしている。実行ドメインは Linux にシグナル番号にどのシグナルを割り付けるかを教える。 実行ドメイン・システムは Linux に他の Unix-like オペレーティング・システムの コンパイルされたバイナリの限定されたサポートを可能にする。
この関数は、 persona が 0xffffffff の場合は現在の パーソナリティ を返す。 それ以外の場合は、 persona が参照している実行ドメインを、 現在のプロセスの新しい実行ドメインとする。

返り値

成功した場合、以前の persona が返される。エラーの場合は、-1 が返され、 errno が適切に設定される。

エラー

EINVAL
カーネルがパーソナリティを変更できなかった。

準拠

personality ()は Linux 特有であり、移植を意図したプログラムで使用してはいけない。