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tac - コマンド (プログラム) の説明 - Linux コマンド集 一覧表

  1. 名前
  2. 書式
  3. 説明
  4. オプション
  5. 注意

名前

tac - ファイルを結合して逆順に表示する

書式

tac [ -br ] [ -s SEPARATOR ] [ --before ] [ --regex ][ FILE... ]
tac [ --help ] [ --version ]

説明

tac は指定されたファイルの内容を標準出力に書き込む。 その際、レコードを逆順にする (レコードのデフォルトは行単位)。 FILE が一つも与えられないと標準入力から読み込む。また FILE が ` - 'だった場合には、そのファイルには標準入力が用いられる。
レコードはセパレータ文字列によって分離される (デフォルトは改行文字)。 デフォルトでは、セパレータ文字列は (入力ファイル中で後置されていた) レコードの最後に付加されて出力される。
DOS プラットフォームでは、 tac はファイルをバイナリモードで読み込む。詳細は   cat (1) を見よ。

オプション

-b, --before
セパレータ文字列を (入力ファイル中で前置されていた) レコードの先頭に付加する。
-r, --regex
セパレータ文字列を正規表現として取り扱う。
-s SEPARATOR , --separator= SEPARATOR
改行文字の代わりに、 STRING をレコードのセパレータに用いる
"--help"
標準出力に使用方法のメッセージを出力して正常終了する。
"--version"
標準出力にバージョン情報を出力して正常終了する。

注意

プログラムのバグについては bug-textutils@gnu.org に報告してください。
man ページは Ragnar Hojland Espinosa <ragnar@ragnar-hojland.com> が作成しました。