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tsort - コマンド (プログラム) の説明 - Linux コマンド集 一覧表

  1. 名前
  2. 書式
  3. 説明
  4. オプション
  5. 注意

名前

tsort - 有向グラフのトポロジカルなソートを行う

書式

tsort
tsort [ --help ] [ --version ]

説明

tsort は与えられた FILE の内容をトポロジカルにソートする。 FILE が与えられないと標準入力から読み込む。また FILE が ` - 'だった場合には標準入力が用いられる。
tsort 空白で区切られた文字列の組み合わせを FILE から読み込み、 各組み合わせの順序から全体の順序関係を求めて標準出力に書く。 循環が見付かった場合には、最初の循環を標準出力に書く。

オプション

"--help"
標準出力に使用方法のメッセージを出力して正常終了する。
"--version"
標準出力にバージョン情報を出力して正常終了する。

tsort に "X は Y より前に起こった" というペアを与え、 それがソートできるかを見てみよう。 各行に与える部分的な順序は、 必ずしも全体の順序で隣接しているわけではないことに注意。

tsort << EOF
neolitic bronze
greeks linux
pyramids greeks
bronze pyramids
bronze greeks
EOF


出力は以下となる。

neolitic
bronze
pyramids
greeks
linux

注意

プログラムのバグについては bug-textutils@gnu.org に報告してください。
man ページは Ragnar Hojland Espinosa <ragnar@ragnar-hojland.com> が作成しました。