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wcpncpy - ライブラリコールの説明 - Linux コマンド集 一覧表

  1. 名前
  2. 書式
  3. 説明
  4. 返り値
  5. 準拠
  6. 関連項目

名前

wcpncpy - 固定長のワイド文字文字列をコピーし、その末尾を指すポインタを返す

書式

#define _GNU_SOURCE

#include <wchar.h>
wchar_t *wcpncpy(wchar_t *dest, const wchar_t *src, size_t n);

説明

wcpncpy () 関数は、stpncpy () 関数に対応するワイド文字関数である。 この関数は、src が指すワイド文字文字列から dest が指すワイド文字文字列 に、終端の L'\0' を含めて最大 n 文字を コピーする。ちょうど n 個のワイド文字が dest にコピーされる。つまり、 wcslen(src) の長さが n より小さければ、dest が指す配 列中の残りのワイド文字は L'\0' 文字で埋められる。もし wcslen(src) の長さが n 以上ならば、dest が指す文字列 は L'\0' で終端しない。

2 つの文字列は重なっていてはならない。

プログラマは、少なくとも n 個のワイド文字を格納できる領域を dest に確保しなければならない。

返り値

wcpncpy () は、最後に書き込まれたワイド文字へのポインタ、 すなわち dest + n - 1 を返す。

準拠

この関数は GNU 拡張である。

関連項目