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makewhatis - システム管理コマンドの説明 - Linux コマンド集 一覧表

  1. 名前
  2. 書式
  3. 説明
  4. オプション
  5. バグ
  6. 関連項目

名前

makewhatis - whatis データベースを生成する

書式

makewhatis [-u] [-v] [-w] [-s sections ] [-c [ catpath ]] [ manpath ]

説明

makewhatis は引数で与えられた manpath のうちの sections にある全てのマニュアルページや、 catpath のうちの sections にある全てのフォーマット済みページを読み込む。 それぞれのページに対し、 makewhatis は一つの行を whatis データベースに書き込む。 各行にはページの名前と短い説明が、ダッシュ (-) で区切られたかたちで 記述される。説明はマニュアルページの NAME (名前・名称) セクション の内容から抽出される。

英語以外の言語では NAME 以外の用語をセクション名に用いるため、 makewhatis はこれに等価な単語をチェコ語、イタリア語、フィンランド語、フランス語、 ドイツ語、スペイン語に対して認識する。

訳注 :JM にある日本語パッチを当てた makewhatis は、 日本語のタイトルに対応しています。

manpath 引数が与えられなければ、デフォルトでは /usr/man を用いる。

オプション

-u
データベースを新しいページの情報で更新する。
-v
饒舌な出力をする。
-w
manpath を `man --path` で得られる値にする。
-s sections
manpath または catpathsections をみる。このオプションを省略すると、 1 2 3 4 5 6 7 8 9 n l が仮定される。
-c catpath
catpath に置かれたフォーマット済みのマニュアルページをスキャンする。 この引数を省略すると、 /usr/man/preformat/usr/man の先に見付かったほうのディレクトリが仮定される。

/usr/X11R6/man/whatis/usr/local/man/whatis だけを再構築する。
makewhatis /usr/X11R6/man /usr/local/man

フィンランド語、フランス語、イタリア語の翻訳を含め、 全てのデータベースを再構築する。
LANGUAGE=fi:fr:it makewhatis -w

バグ

makewhatis は標準的でない troff で記述されたマニュアページ (Tcl/Tk のページなど) をあまりうまく扱うことができない。

makewhatis は翻訳版のフォーマット済みページには動作できない。

関連項目