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alarm - システムコールの説明 - Linux コマンド集 一覧表

  1. 名前
  2. 書式
  3. 説明
  4. 返り値
  5. 注意
  6. 準拠
  7. 関連項目

名前

alarm - シグナル配送のためのアラーム・クロックを設定する

書式

#include <unistd.h>

unsigned int alarm(unsigned int seconds);

説明

alarm ()は SIGALRM シグナルを seconds 秒後にプロセスに配送するように手配する。
seconds がゼロならば、新たな alarm ()は手配されない。
今までに設定されていた alarm ()は中断される。

返り値

alarm ()は以前に予定されていたアラームの配送までの残り時間を返す。以前に アラームが予定されていなければゼロを返す。

注意

alarm ()と setitimer ()は同じタイマーを共有している; 片方を呼び出すことはもう一方の 使用に影響を与える。

sleep ()は SIGALRM を利用して実装されているかもしれない。 alarm ()と sleep ()を混ぜて使用してはならない。
スケジューリング(scheduling)の遅延により、プロセスの実行に不定量の 遅延が起きる可能性がある。

準拠

SVr4, POSIX.1-2001, 4.3BSD

関連項目