asprintf - ライブラリコールの説明 - Linux コマンド集 一覧表
名前
asprintf, vasprintf - 文字列を割り当ててそれに出力する
書式
#define _GNU_SOURCE
#include <stdio.h>
int asprintf(char **
strp
, const char *
fmt
, ...);
int vasprintf(char **
strp
, const char *
fmt
, va_list
ap
);
説明
asprintf ()関数と vasprintf ()関数とは、それぞれ sprintf ()関数と vsprintf ()関数とに似ているが、 出力文字列を (終端の NULL バイトも含めて) 保持するのに十分な大きさのメモリを確保し、 最初の引数にその文字列へのポインタを返す。 このポインタは、不要になったら free (3) に渡し、割り当てられた記憶領域を解放すべきである。
返り値
成功すると、これらの関数は出力されたバイト数を ( sprintf (3)のように) 返す。 メモリの割り当てができなかったり、 その他エラーが生じると、 これらの関数は -1 を返し、 strp の内容は未定義となる。
準拠
これらの関数は GNU の拡張であり、C や POSIX のものではない。 これらは *BSD でも利用できる。 FreeBSD の実装では、エラーの際には strp を NULL にセットする。