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backgammon - ゲームの説明 - Linux コマンド集 一覧表

  1. 名称
  2. 書式
  3. 解説
  4. クイックリファレンス
  5. 作者
  6. 関連ファイル
  7. バグ

名称

backgammon - バックギャモンのゲーム

書式

backgammon [ -h n r w b pr pw pb t term s file ]

解説

このプログラムを使えば、コンピュータまたはあなたの「友人」と バックギャモンを対戦することができます。 全てのコマンドは 1 文字なので、 1 回の指し手の最後を除いては キャリッジリターンを押す必要がありません。 プログラム自体にほとんど完全な文書が含まれているので、 大概の場合クエスチョンマーク (?) を打てば何らかのヘルプが 得られます。 ルールの説明が要るか訊かれたときに `y' と答えれば、 ゲームのルールや戦法のヒント、プログラムの使用法に関する説明の テキストと、対コンピュータ戦を実際に体験するチュートリアルが 表示されます。

プログラム backgammon への引数 (ほとんどは不要ですが中にはとても便利なものもあります) は以下の通りです。

-h
引数の一覧と説明文を出力し、終了する
-n
ルールや操作法の説明をするかどうか質問しない
-r
赤としてプレイする (-n を含みます)
-w
白としてプレイする (-n を含みます)
-b
赤と白、二人のプレイヤーで対戦する (-n を含みます)
-pr
赤の手番の前に盤面を表示する
-pw
白の手番の前に盤面を表示する
-pb
両プレイヤーの手番の前に盤面を表示する
-tterm
端末として /etc/termcap の term エントリを用いる
-sfile
以前にセーブしたゲームを file から復元する

term の端末属性にカーソルを直接移動する機能 ( termcap (5)を参照のこと) が備わっていれば backgammon は各々の指し手の後に盤面を「更新」しますので、 画面が何らかの恐ろしい疾病状態に陥ったとき以外には 盤面を再表示する必要はありません。 また、 `-p' で始まるオプションは全て無視されます。 (`-t' オプションは端末の型が /etc/termcap データベースに含まれるエントリに一致している場合は不要です。)

クイックリファレンス

プログラムがプロンプトとしてあなたが持っている色だけを 表示している時、サイコロを振るにはスペースまたは キャリッジリターンを押してください。 また、その他の操作は以下の通りです。

d
ダブルを持ちかける
p
盤面を表示する
q
終了する
s
ゲームの局面をセーブする

プログラムが 'Move:' というプロンプトを出している時, 以下の

p
盤面を表示する
q
終了する
s
ゲームをセーブする

のどれかのキーを入力するか、あるいは

s-f
s にある駒を f に移動する
s/r
s にある駒 1 個を r の目を使って動かす

のどちらかの 駒の移動 をコンマか空白で区切り、改行記号で終る形で列挙してください。 可能な省略形は以下のいずれかです。

s-f1-f2
s-f1,f1-f2 の略
s/r1r2
s/r1,s/r2 の略

バーは `b' として、ホーム (訳註: 上がりの地点) は `h' として 指定するか、それぞれ 0 と 25 を使ってください。

作者

Alan Char

関連ファイル

/usr/games/teachgammon
- ルールとチュートリアル
/etc/termcap
- 端末属性

バグ

プログラムの戦略をもっと有効なものにする必要があります。