kazmax - Linux で自宅サーバー

chfn - コマンド (プログラム) の説明 - Linux コマンド集 一覧表

  1. 名前
  2. 書式
  3. 説明
  4. ファイル
  5. 関連項目
  6. 著者

名前

chfn - ユーザの氏名や情報を変更する。

書式

chfn
[-f full_name ] [-r room_no ]
[-w work_ph ] [-h home_ph ] [-o other ] [user ]

説明

chfn は、ユーザのフルネーム・オフィスの部屋番号・内線番号・ 自宅の電話番号といったアカウント情報を変更する。 この情報は finger (1) のようなプログラムによって表示される。 一般ユーザは自分自身のアカウント情報のみを変更できる。 スーパーユーザは全てのアカウントに対して情報を変更できる。 また -o オプションを用いて GECOS 欄の未定義部分を変更できるのもスーパーユーザだけである。

各フィールドに書く内容に関する制限は、 コントロール文字・コンマ・コロン・等号を含んでいてはならない、 ということのみである。 other 欄に対してはこの制限はないので、 他のアプリケーションが用いるアカウンティング情報の記録に利用される。

いずれのオプションも指定されないと chfn は対話的に動作する。 全ての欄に対して各々現在の設定値を表示し、新しい値の入力を促す。 新しい値を設定する場合はそれを入力し、 現在の値を使うなら空行のままリターンキーを押せばよい。 現在の値は [ ] 記号の間に表示される。 オプションを指定しなかった場合、 chfn は現在のユーザアカウントに対して動作する。

ファイル

/etc/passwd - ユーザアカウント情報

関連項目

著者

Julianne Frances Haugh <jockgrrl@ix.netcom.com>