convertquota - システム管理コマンドの説明 - Linux コマンド集 一覧表
名前
convertquota - quota を古いフォーマットから新しいフォーマットに変換する
書式
convertquota [ -ug ] [ -e | -f ] filesystem
説明
convertquota は、 filesystem にある古い quota ファイル quota.user と quota.group を、2.4.0-ac? 以降や SuSE または Red Hat Linux の カーネル 2.4 で現在使われている新しいフォーマットのファイル aquota.user と aquota.group に変換する。
新しいファイルフォーマットでは、 32 ビットのユーザー ID・グループ ID の使用、root に対する quota 設定、 バイト単位での使用容量の集計 (さらに ReiserFS での quota の使用) が可能であり、 アーキテクチャに依存しない。 このフォーマットでは、quota ファイルに Radix ツリー (簡単な形式のツリー構造) が導入された。
オプション
- -u
- ユーザー quota ファイルを変換する。 これがデフォルトである。
- -g
- グループ quota ファイルを変換する。
- -f
- 古いファイルフォーマットから新しいファイルフォーマットへ変換する。 これがデフォルトである。
- -e
- 新しいファイルフォーマットを ビッグエンディアンからリトルエンディアンに変換する。
- -V
- バージョン情報を表示する。
ファイル
- aquota.user
- 新しいユーザー quota ファイル。
- aquota.group
- 新しいグループ quota ファイル。
関連項目
著者
Jan Kara jack@suse.cz