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echo - コマンド (プログラム) の説明 - Linux コマンド集 一覧表

  1. 名前
  2. SYNOPSIS
  3. 書式
  4. 説明
  5. オプション
  6. 注意

名前

echo - 1 行のテキストを表示する

SYNOPSIS

書式

echo [-ne] [ string... ]
echo [--help] [--version]

説明

echo は与えられた string をそれぞれ標準出力に書き出す。それぞれの間にはスペースを挟み、 最後の引数の後には改行を行う。ただし -n オプションが指定されている場合は改行しない。

ほとんどのシェルには同名の組み込みコマンドがあるので、 単に `echo' として実行すると、 ここで記述されたものとは異なった機能のものが実行されるだろう。

オプション

-n
行末の改行を行わない。
-e
string 中の、バックスラッシュでエスケープされた文字の解釈を有効にする。 それぞれの意味は以下の通り:
\a
アラート (ベル)
\b
バックスペース
\c
行末の改行を出力しない
\f
フォームフィード (form feed)
\n
改行 (newline)
\r
復帰 (carriage return)
\t
水平タブ
\v
垂直タブ
\\
バックスラッシュ
\ nnn
アスキーコードが nnn (8 進) の文字

GNU echo が引数一つだけで起動された場合には、 以下のオプションが認識される:

"--help"
標準出力に使用方法のメッセージを出力して正常終了する。
"--version"
標準出力にバージョン情報を出力して正常終了する。

注意

プログラムのバグについては bug-sh-utils@gnu.org に報告してください。 ページの更新は Ragnar Hojland Espinosa <ragnar@ragnar-hojland.com> が行っています。