epoll_create - システムコールの説明 - Linux コマンド集 一覧表
名前
epoll_create - epoll ファイルディスクリプタをオープンする
書式
#include <sys/epoll.h>
int epoll_create(int
size
)
説明
size ディスクリプタの大きさ (dimension) の イベントバッキングストアの割り当てを カーネルに要求することにより、 epoll ファイルディスクリプタをオープンする。 size はバッキングストアの最大サイズではなく、 内部構造の大きさをどの位にするかをカーネルに知らせるヒントでしかない。 返されるファイルディスクリプタは、その後の epoll インタフェースの呼び出しに使われる。 epoll_create (2) で返されるファイルディスクリプタは、 close (2) を使ってクローズされなければならない。
返り値
成功した場合、 epoll_create (2) はディスクリプタを識別する非負の整数を返す。 エラーが起こった場合、 epoll_create (2) は -1 を返し、 errno が適切に設定される。
エラー
- EINVAL
- size が正でない。
- ENFILE
- オープンされたファイルの総数がシステム制限に達した。
- ENOMEM
- カーネルオブジェクトを作成するのに十分なメモリがなかった。
準拠
epoll_create (2) は Linux カーネル 2.5.44 に導入された新しい API である。 インタフェースは Linux カーネル 2.5.66 で確定されるべきである。