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fexecve - ライブラリコールの説明 - Linux コマンド集 一覧表

  1. 名前
  2. 書式
  3. 説明
  4. 返り値
  5. エラー
  6. バージョン
  7. 準拠
  8. 関連項目

名前

fexecve - ファイルディスクリプタで指定されたプログラムを実行する

書式

#include <sys/time.h>

int fexecve(int fd, char *const argv[], char *const envp[]);

説明

fexecve ()は   execve (2) と同じ作業を行う。違うのは、 実行するファイルを、パス名ではなく、 ファイルディスクリプタ fd を用いて指定する点である。

返り値

fexecve ()は呼び出しに成功した場合、戻ることはない。 エラーの場合、関数は戻り、返り値として -1 が返り、 errno が適切に設定される。

エラー

エラーは   execve (2) と同じだが、以下のエラーが追加になっている:

EINVAL
fd が有効なファイルディスクリプタでない。または argv が NULL である。または envp が NULL である。
ENOSYS
/proc ファイルシステムにアクセスできなかった。

バージョン

fexecve ()は glibc 2.3.2 以降で実装されている。

準拠

この関数は Linux 固有である。 POSIX.1 の将来のバージョンに含めるか検討中である。

関連項目