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finite - ライブラリコールの説明 - Linux コマンド集 一覧表

  1. 名前
  2. 書式
  3. 説明
  4. 注意
  5. 可用性
  6. 歴史
  7. 関連項目

名前

finite, finitef, finitel, isinf, isinff, isinfl, isnan, isnanf, isnanl - BSD の浮動小数点分類関数

書式

#define _BSD_SOURCE


#include <math.h>
int finite(double x);
int finitef(float x);
int finitel(long double x);
int isinf(double x);
int isinff(float x);
int isinfl(long double x);
int isnan(double x);
int isnanf(float x);
int isnanl(long double x);

説明

finite ()関数は、 x が無限大や無効値 (NaN) のいずれでもない 場合に 0 以外の値を返し、それ以外の場合は 0 を返す。
isnan ()関数は、 x が NaN の場合 0 以外の値を返し、 それ以外の場合は 0 を返す。
isinf ()関数は、 x が正の無限大であれば 1 を返し、x が負の無限大で あれば -1 を返す。それ以外の場合は 0 を返す。

注意

これらの関数は廃止された点に注意すること。 C99 では、これらの置き換えとして (どんな型にも適用できる) isfinite(), isinf(), isnan() というマクロが定義されている。 さらに C99 の isinf() は返り値に関して弱い意味での保証しかないことにも 注意すること。詳細は   fpclassify (3) を参照。

可用性

glibc システムでは、これらの関数は _BSD_SOURCE、 _SVID_SOURCE、 _GNU_SOURCE のいずれかが定義された場合に <math.h> で宣言される。また、 isnan() 系の関数は _XOPEN_SOURCE が定義された場合に 宣言される。

歴史

finite ()関数は 4.3BSD で登場した。

関連項目