getresuid - システムコールの説明 - Linux コマンド集 一覧表
名前
getresuid, getresgid - 実、実効、保存、ユーザー ID またはグループ ID を取得する
書式
#define _GNU_SOURCE
#include <unistd.h>
int getresuid(uid_t *
ruid
, uid_t *
euid
, uid_t *
suid
);
int getresgid(gid_t *
rgid
, gid_t *
egid
, gid_t *
sgid
);
説明
getresuid
()と
getresgid
()は、呼び出したプロセスの実 (real) UID、実効 (effective) UID、
保存 (saved) set-user-ID
(
getresgid
の場合はグループ ID) を取得する。
(どちらも Linux 2.1.44 で導入された)
返り値
成功した場合はゼロを返す。エラーの場合は -1 を返し、 errno が適切に設定される。
エラー
- EFAULT
- 指定した引き数のどれかが、呼び出したプログラムのアドレス空間の外の アドレスである。
準拠
これらのコールは非標準である。
HP-UX や BSD 系のいくつかにも存在する。
プロトタイプ宣言は 2.3.2 以降の glibc では _GNU_SOURCE を
定義していると得られる。