gettid - システムコールの説明 - Linux コマンド集 一覧表
名前
gettid - スレッドID を取得する
書式
#include <sys/types.h>pid_t gettid(void);
#include <linux/unistd.h>
#include <errno.h>
_syscall0(pid_t, gettid) /* Using syscall(2) may be preferable; see intro(2) */
説明
gettid () はカレント・プロセスのスレッドID (TID) を返す。 プロセスがスレッド・グループに属していない場合、gettid () の返り値は、 ( getpid (2)によって取得できる) プロセスID (PID) と等しい (スレッド・グループは clone (2) に CLONE_THREAD フラグを指定することで作成される)。 同じスレッド・グループに属するプロセスは全て同じプロセスID を持つが、 各プロセスはそれぞれ固有のスレッドID を持つ。
返り値
成功の場合、カレント・プロセスのスレッドID を返す。
エラー
このコールは常に成功する。
準拠
gettid () は Linux 固有であり、 移植を想定したプログラムでは使用すべきではない。