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head - コマンド (プログラム) の説明 - Linux コマンド集 一覧表

  1. 名前
  2. 書式
  3. 説明
  4. オプション
  5. 注意

名前

head - ファイルの最初の部分を表示する

書式

head [-LINES ] [-qv ] [-c BYTES ] [-n LINES ] [--bytes=BYTES ] [--lines=LINES ] [ --quiet ] [ --silent ] [ --verbose ][ FILE... ]
head [ --help ] [ --version ]

説明

head は引数に指定された FILE の最初の部分 (デフォルトは 10 行) を表示する。 FILE が 1 つも与えられないと標準入力から読み込む。また FILE が ` - 'だった場合には、そのファイルには標準入力が用いられる。
複数の FILE が指定されたときは, head はそれぞれの前に、以下の内容の 1 行のヘッダを各ファイルの前に出力する:

     ==> FILENAME <==

head は 2 つのオプション形式を受付ける。新しい形式は、 数値をオプションの引数として与える (`-q -n 1 ') ものであり、 古い形式はオプション文字の前に数値を指定する (`-1q ') ものである。

オプション

-LINES
このオプションは最初に指定されたときに限って認識される。 LINES は 10 進数の数値。 単位を表す文字 (` b ', ` k ', ` m ')を後置したり (それぞれの意味は `-c ' のものと同じ)、 行単位のカウントを指定する `l ' を後置したり、 他のオプション文字 (`cqv ') を後置したりできる。 何も文字が後置されなかった場合は `l ' が指定されたのと同じことになる。 このオプションは推奨されない。 代わりに --lines を使うこと。
-c BYTES, --bytes=BYTES
行単位ではなく、先頭の BYTES バイトを表示する。 ` b 'を追加すると BYTES の 512 倍、 ` k 'は 1024 倍、 ` m 'は 1048576 倍を指定したことになる。
-n LINES, --lines=LINES
最初の LINES 行を表示する。
-q, --quiet, --silent
ファイル名のヘッダを出力しない。
-v, --verbose
常にファイル名のヘッダを出力する。
"--help"
標準出力に使用方法のメッセージを出力して正常終了する。
"--version"
標準出力にバージョン情報を出力して正常終了する。

注意

プログラムのバグについては bug-textutils@gnu.org に報告してください。
man ページは Ragnar Hojland Espinosa <ragnar@ragnar-hojland.com> が作成しました。