idle - システムコールの説明 - Linux コマンド集 一覧表
名前
idle - ID 0 のプロセスをアイドル状態にする
書式
#include <unistd.h>
int idle(void);
説明
idle ()はブートストラップ時に使用される、内部システムコールである。 プロセスのページをスワップ可能に設定し、優先度を下げ、メインのスケジュー ル処理のためのループへ移行する。 従って idle ()は return することはない。
ID 0 のプロセスのみが idle ()を使用することができる。 他のユーザープロセスはたとえそれがスーパーユーザー権限を持っていたとして も EPERM を受け取る。
返り値
idle ()ID 0 のプロセスに対しては return しない。それ以外のユーザープロセスには 常に -1 を返す。
エラー
- EPERM
- ユーザープロセスには常にこの値をセットする。
準拠
この関数は Linux 特有の関数であり、移植性を持たせたいプログラムには使 用すべきでない。
注意
2.3.13 以降、もはやこのシステムコールは存在しない。