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idle - システムコールの説明 - Linux コマンド集 一覧表

  1. 名前
  2. 書式
  3. 説明
  4. 返り値
  5. エラー
  6. 準拠
  7. 注意

名前

idle - ID 0 のプロセスをアイドル状態にする

書式

#include <unistd.h>
int idle(void);

説明

idle ()はブートストラップ時に使用される、内部システムコールである。 プロセスのページをスワップ可能に設定し、優先度を下げ、メインのスケジュー ル処理のためのループへ移行する。 従って idle ()は return することはない。

ID 0 のプロセスのみが idle ()を使用することができる。 他のユーザープロセスはたとえそれがスーパーユーザー権限を持っていたとして も EPERM を受け取る。

返り値

idle ()ID 0 のプロセスに対しては return しない。それ以外のユーザープロセスには 常に -1 を返す。

エラー

EPERM
ユーザープロセスには常にこの値をセットする。

準拠

この関数は Linux 特有の関数であり、移植性を持たせたいプログラムには使 用すべきでない。

注意

2.3.13 以降、もはやこのシステムコールは存在しない。