infnan - ライブラリコールの説明 - Linux コマンド集 一覧表
名前
infnan - 無限大と無効値 (NaN) を取扱う
書式
#include <math.h>#include <errno.h>
double infnan(int error);
-lm でリンクする。
説明
関数 infnan () は無限大と無効値 (NaN) の結果に対する適切な値を返す。 error の値は、無限大を表す ERANGE か NaN を表すそれ以外の値である。 errno も同様に設定される。
注意
この廃止された (obsolete) 関数は、 libc4 と libc5 で提供されていたが、 glibc2 では利用できない。
返り値
error が ERANGE (無限大) の場合、HUGE_VAL が返される。
error が -ERANGE (マイナス無限大) の場合、-HUGE_VAL が返される。
error がそれ以外の値の場合、NaN が返される。
エラー
- EDOM
- error の値が無効値 (NaN) である。
- ERANGE
- error の値がプラスもしくはマイナス無限大である。
準拠
4.3BSD