kdstat - システム管理コマンドの説明 - Linux コマンド集 一覧表
名前
kdstat - kerneld の内部状態の表示・変更を行うプログラム
書式
kdstat
kdstat
"[debug|nodebug]"
kdstat
"[keep|nokeep]"
kdstat
"flush"
kdstat
delay=<time>
説明
このマニュアルページは kdstat について記述する。このプログラムは kerneld のデバッグに用いる。 これを使うと、実行中の kerneld の内部状態を閲覧 (及び変更) できる。
オプション
kdstat は実行中常に kerneld の現在の状態を表示する。 適切なオプションを与えれば、もっといろいろなことができる。 利用できるオプションを以下で説明する。
- debug, nodebug
- kerneld のデバッグモードを on/off する。 on にすると、 kerneld は実行内容をコンソールに表示する。
- keep, nokeep
- モジュールの keeping を on/off する。 off にする (デフォルト) と、 モジュールは一定時間利用されない状態が続くとアンロードされる。 利用されるタイムアウトの詳細は delay を見よ。
- flush
- kerneld との通信に用いる IPC メッセージキューをフラッシュする。
- delay=<time>
- kerneld がモジュールをカーネルから削除する前に待つタイムアウト時間を変更する。
関連項目
modutils (2), kerneld (8)
著者
このマニュアルページは Wichert Akkerman <wakkerma@debian.org>
が Debian GNU/Linux システム向けに書いた。