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key_setsecret - ライブラリコールの説明 - Linux コマンド集 一覧表

  1. 名前
  2. 書式
  3. 説明
  4. 注意
  5. 返り値
  6. 関連項目

名前

key_decryptsession, key_encryptsession, key_setsecret, key_gendes, key_secretkey_is_set - rpc 鍵サーバ・デーモンとのインタフェース

書式


#include <rpc/rpc.h>
int key_decryptsession(const char * remotename , des_block * deskey );
int key_encryptsession(const char * remotename , des_block * deskey );
int key_gendes(des_block * deskey );
int key_setsecret(const char * key );
"int key_secretkey_is_set(void);"

説明

これらの関数は RPC の安全な認証機構 (AUTH_DES) で使用される。 ユーザ・プログラムでこれらの関数を使用する必要はない。
関数 key_decryptsession ()は(リモート)サーバのネット名を用いて、復号用の DES 鍵を取得する。 サーバの公開鍵と、呼び出し元プロセスの実効 UID に対応する秘密鍵が使用される。
関数 key_encryptsession ()は key_decryptsession ()の逆の処理を行う。 サーバの公開鍵と、呼び出し元プロセスの実効 UID に対応する秘密鍵で DES 鍵を暗号する。
関数 key_gendes ()は、鍵サーバに安全な通信を行うための鍵を要求するために使用される。
関数 key_setsecret ()は、呼び出し元プロセスの実効 UID に対して鍵を設定するために使用される。
関数 key_secretkey_is_set ()は、呼び出し元プロセスの実効 UID に対して鍵が設定されているかどうかを 調べるために使用される。

注意

ここでは 2 種類の暗号方式が登場することに注意すること。 一つは公開鍵と秘密鍵を使用する非対称鍵暗号であり、 もう一つは対称鍵暗号である 64 ビット DES である。

返り値

この関数は成功した場合 1 を、失敗した場合 0 を返す。

関連項目