lkbib - コマンド (プログラム) の説明 - Linux コマンド集 一覧表
名称
lkbib - 文献目録データベースを検索する
書式
lkbib [ -v ] [ -i fields ] [ -p filename ] [ -t n ] key ...
コマンドラインオプションとパラメータの間に、空白を置くことが可能です。
解説
lkbib は、 key ...で指定されたキーを用いて文献目録データベースを検索し、 参考文献の形式で標準出力に出力します。 lkbib はまず -p オプションで指定された すべてのデータベースを検索し、それからデフォルトのデータベースを検索します。 デフォルトのデータベースには、環境変数 REFER が設定されていればそれが、設定されていなければ /usr/share/dict/papers/Ind が用いられます。指定したデータベースファイル名 filename に対応したインデックスファイル filename .i ( indxbib (1) により作成される ) が存在すれば、それが検索されます。インデックスは、 複数のデータベースを網羅している可能性があります。
オプション
- -v
- バージョン番号を表示します。
- -p filename
- filename を検索します。複数の -p オプションの指定が可能です。
- -i string
- インデックスを持たないファイルを検索する場合、 string に含まれる名前のフィールドの内容を無視します。
- -t n
- キーの先頭 n 文字が指定されればよいものとして扱います。 n の初期値は 6 です。
環境変数
- REFER
- デフォルトデータベース
関連ファイル
/usr/share/dict/papers/Ind 環境変数 REFER が設定されていない場合のデフォルトのデータベース名。 filename .i インデックスファイル。