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lround - ライブラリコールの説明 - Linux コマンド集 一覧表

  1. 名前
  2. 説明
  3. 返り値
  4. エラー
  5. 準拠
  6. 関連項目

名前

lround, lroundf, lroundl, llround, llroundf, llroundl - 最も近い整数値に丸める (2 つの整数の中間値の場合は 0 から遠い方に丸める)

#include <math.h>

long int lround(double x);
long int lroundf(float x);
long int lroundl(long double x);
long long int llround(double x);
long long int llroundf(float x);
long long int llroundl(long double x);

-std=c99 でコンパイルし、-lm でリンクする。

説明

これらの関数は最も近い整数に引き数を丸める。 (2 つの整数の中間値の場合) 現在の丸め方向に関係なく、 0 から遠い方の最も近い整数に引き数を丸める。 x が無限または NaN の場合、 または丸めた値が返り値の型の範囲外である場合、 結果の数値は指定されていない。 x が大きすぎる場合、領域 (domain) エラーが起こるかもしれない。

返り値

丸めた整数値。   round (3),   ceil (3) などと違い、これらの関数の返り値の型は引き数の型と異なる。

エラー

EDOM
x が大きすぎ、 "(math_errhandling & MATH_ERRNO)" が 0 でない。

準拠

C99.

関連項目

  ceil (3),   floor (3),   lrint (3),  nearbyint (3),  rint (3),   round (3)