lround - ライブラリコールの説明 - Linux コマンド集 一覧表
名前
lround, lroundf, lroundl, llround, llroundf, llroundl - 最も近い整数値に丸める (2 つの整数の中間値の場合は 0 から遠い方に丸める)
#include <math.h>
long int lround(double x);
long int lroundf(float x);
long int lroundl(long double x);
long long int llround(double x);
long long int llroundf(float x);
long long int llroundl(long double x);
-std=c99 でコンパイルし、-lm でリンクする。
説明
これらの関数は最も近い整数に引き数を丸める。 (2 つの整数の中間値の場合) 現在の丸め方向に関係なく、 0 から遠い方の最も近い整数に引き数を丸める。 x が無限または NaN の場合、 または丸めた値が返り値の型の範囲外である場合、 結果の数値は指定されていない。 x が大きすぎる場合、領域 (domain) エラーが起こるかもしれない。
返り値
丸めた整数値。 round (3), ceil (3) などと違い、これらの関数の返り値の型は引き数の型と異なる。
エラー
- EDOM
- x が大きすぎ、 "(math_errhandling & MATH_ERRNO)" が 0 でない。
準拠
C99.
関連項目
ceil
(3),
floor
(3),
lrint
(3),
nearbyint
(3),
rint
(3),
round
(3)