lspnp - システム管理コマンドの説明 - Linux コマンド集 一覧表
名前
lspnp - Plug & Play BIOS のデバイスノードとリソースをリストする
書式
lspnp [ -b ][ -v [ v ]][ device ... ]
説明
このユーティリティは /proc/bus/pnp ツリーの内容を解釈し、整形して表示する。 デフォルトの出力は Plug & Play デバイスのノード番号・ プロダクト識別子・記述、である。 詳細出力モード ( -v )を指定すると、各デバイスに割り当てられているリソース (I/O ポート・メモリ・割り込み・DMA チャネル) も表示される。 さらに詳細な出力モード ( -vv )を指定すると、割り当て可能なリソース・様々な設定フラグ・ 互換デバイスのプロダクト識別子なども表示される。
出力対象とするデバイスノードを限ることもできる。 これには 2 桁 16 進のノード番号をコマンドラインから指定する。 デフォルトでは現在の (動的な) デバイス設定情報が表示される。 -b オプションを指定すると、ブート時の (静的な) 設定が表示される。
オプション
- -b
- ブートモード: デバイスのリソース情報を読み込む。 これが次回のブートで (現在のリソース情報の代わりに) 使われることになる。
- -v
- より詳細な出力を行う。複数指定することもできる。
ファイル
- /usr/share/pnp.ids
- 既知の Plug & Play デバイス ID のデータベース
- /proc/bus/pnp/...
- Plug & Play BIOS デバイスサービスのカーネルインターフェース
著者
David Hinds - dahinds@users.sourceforge.net