mailq - コマンド (プログラム) の説明 - Linux コマンド集 一覧表
名称
mailq - メールのキューを表示する
書式
mailq [ -v ]
解説
mailq は、後で配送するためにキューに蓄えたメールを一覧表示します。
各メッセージの 1 行目は、 ステータス文字が付くことがある、ホストがメッセージにつける内部の識別子と、 メッセージのバイト数、キューに入れられた日付と時間、 メッセージの送り手を表示します。 2 行目は、このメールがキューに入れられる原因となったエラーを表示します。 このメッセージは、 キューのなかでメールが最初に処理されているときには表示されません。 ステータス文字は次のいずれかです: * は、ジョブが処理中であることを示し、 X は、ジョブを処理するには負荷が高すぎることを示し、 - は、ジョブが処理するには若すぎることを示します。 そのあとの行には、メールの受け手が 1 行に 1 人ずつ表示されます。 mailq は ``sendmail -bp'' と等価です。
次のオプションを使用可能です:
- -v
-
詳細な情報を表示します。
通常の表示に加え、メッセージの優先度と、
警告メッセージを送ったか否かを示す 1 文字の記号 (``+'' か空白)
を最初の行に追加します。
さらに、メールの受け手の ``制御ユーザ (controlling user)'' 情報を表示します;
これは、このメールによって実行されるプログラムの所有者および、
存在するのであれば、このコマンドが展開される元のエイリアス名です。
mailq は成功した場合は 0 を、エラーが起きた場合は 0 より大きな 値を返します。
関連項目
sendmail(8)
歴史
mailq
は
4.0BSD
から登場しました。