mailstats - システム管理コマンドの説明 - Linux コマンド集 一覧表
名称
mailstats - メールの統計情報を表示する
書式
mailstats [ -o ] [ -p ][ -C cffile ][ -f stfile ]
解説
mailstats は、現在のメールの統計情報を表示します。
まず、統計が開始された時刻が
ctime(3)
で指定されるフォーマットで表示されます。
次に、各メーラの状態が 1 行で表示されます。
それぞれ空白で区切られた次のフィールドからなります:
- M
- メーラ番号。
- msgsfr
- メーラからのメッセージ数。
- bytes_from
- メーラからのキロバイト数。
- msgsto
- メーラへのメッセージ数。
- bytes_to
- メーラへのキロバイト数。
- msgsrej
- 拒否されたメッセージ数。
- msgsdis
- 捨てられたメッセージ数。
- Mailer
-
メーラ名。
この表示の後、 すべてのメーラの総計行が表示されます (前に ``T'' が付きます)。 これらは、等号 (``='') 文字のみからなる行によりその前の情報と分けられます。 文字 ``C'' が前に付く他の行は、接続数を示します。
オプションは以下の通りです:
- -C
- デフォルトの sendmail 設定 ファイルの代りに指定されたファイルを読みます。
- -f
- sendmail 設定 ファイルで指定されている統計情報ファイルの代りに、 指定された統計情報ファイルを読みます。
- -p
- プログラムが読み取る形式で情報を出力し、統計情報をクリアします。
- -o
-
出力においてメーラ名を表示しません。
mailstats は成功時には 0 で、エラー時には >0 で終了します。
関連ファイル
- /etc/mail/sendmail.cf
- デフォルトの sendmail 設定 ファイル
- /etc/mail/statistics
- デフォルトの sendmail 統計情報ファイル
関連項目
mailq(1),
sendmail(8)