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mkfifo - コマンド (プログラム) の説明 - Linux コマンド集 一覧表

  1. 名前
  2. 書式
  3. 説明
  4. オプション
  5. GNU 標準オプション
  6. 環境変数
  7. 準拠
  8. 注意

名前

mkfifo - FIFO (名前付きパイプ) を作る

書式

mkfifo [ options ] file...
POSIX オプション: [-m mode ]
GNU オプション (簡略形式): [-m mode ] [--help] [--version] [--]

説明

mkfifo は指定されたファイル名で、FIFO (「名前付きパイプ」とも呼ばれる) を作成する。

"FIFO" は独立なプロセス間の通信を許可する特別なファイルタイプである。 あるプロセスが FIFO ファイルを書き込みのために開き、 他のプロセスが読み取りのために開く。 その後、シェルや他の場合における 普通の名前なしパイプと同様に、データを流すことができる。

デフォルトでは、作成される FIFO の許可モードは 0666 (`a+rw') から umask のビットを引いたものになる。

オプション

-m mode , --mode= mode
作成される FIFO の許可モードを mode に設定する。 この許可モードは   chmod (1) のシンボル表現で指定し、 デフォルトの許可モードに対する変更点として扱われる。

GNU 標準オプション

"--help"
標準出力に使用方法のメッセージを出力して正常終了する。
"--version"
標準出力にバージョン情報を出力して正常終了する。
"--"
オプションリストの終りを示す。

環境変数

変数 LANG, LC_ALL, LC_CTYPE, LC_MESSAGES が通常の意味を持つ。

準拠

POSIX 1003.2

注意

このページは fileutils-4.1 パッケージの mkfifo コマンドについて説明したものである; その他のバージョンでは少し違いがあるかもしれない。 修正や追加は aeb@cwi.nl, aw@mail1.bet1.puv.fi, ragnar@ragnar-hojland.com 宛にメールで連絡してください。 プログラムのバグについては bug-fileutils@gnu.org へ報告してください。