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mkfs.minix - システム管理コマンドの説明 - Linux コマンド集 一覧表

  1. 名前
  2. 書式
  3. 説明
  4. オプション
  5. 終了コード
  6. 関連項目

名前

mkfs.minix - Linux MINIX ファイルシステムを作成する

書式

mkfs.minix [ -c | -l filename ] [ -n namelength ] [ -i inodecount ] [ -v ] device [ size-in-blocks ]

説明

mkfs.minix は Linux MINIX ファイルシステムをデバイス (通常はディスクパーティション) 上に作成する。

device は通常以下のようなものである:


/dev/hda[1-8] (IDE disk 1) /dev/hdb[1-8] (IDE disk 2) /dev/sda[1-8] (SCSI disk 1) /dev/sdb[1-8] (SCSI disk 2)

size-in-blocks 引数は、ファイルシステムのサイズの希望値をブロック単位で指定する。 これは、もっぱら過去との互換性の維持を目的とした機能である。 省略されると、サイズは自動的に決定される。 11 以上か、65535 以下の値だけが指定可能である。

オプション

-c
ファイルシステムを作成する前に、 デバイスに不良ブロックがないかチェックする。 見付かったら、ブロックカウントを表示する。
-n namelength
ファイル名の最大の長さを指定する。 現在指定できるのは 14 または 30 だけである。 デフォルトは 30。0.99p7 より前のカーネルでは 14 しか受けつけない。
-i inodecount
ファイルシステムの i-ノードの個数を指定する。
-l filename
filename から不良ブロックのリストを読み込む ファイルの一行に不良ブロックをひとつ書く。 読み込んだ不良ブロックのカウントが表示される。
-v
Minix version 2 ファイルシステムを作成する。

終了コード

mkfs.minix の返す終了コードは以下のどれかである:
エラーなし
動作エラー
利用法または文法のエラー

関連項目