nextafter - ライブラリコールの説明 - Linux コマンド集 一覧表
名前
nextafter, nextafterf, nextafterl, nexttoward, nexttowardf, nexttowardl - 浮動小数点数の操作
書式
#include <math.h>
double nextafter(double
x
, double
y
);
float nextafterf(float
x
, float
y
);
long double nextafterl(long double
x
, long double
y
);
double nexttoward(double
x
, long double
y
);
float nexttowardf(float
x
, long double
y
);
long double nexttowardl(long double
x
, long double
y
);
-lm でリンクする。
説明
nextafter ()関数群は、y に向かって x のすぐ隣の浮動小数点数表現を返す。 x と返り値の差分は、返り値の型に依存する。 x = y の場合、y をそのまま返す。 引数のどちらかの値が NaN (無効値)の場合、 NaN を返す。それ以外の場合、仮数部の最下位ビットに対応する値の分だけ、 方向に応じて加減算した値を返す。
nexttoward ()関数群は、2 番目の引き数が long double 型である点以外、 nextafter ()関数群と同じはたらきをする。
これらの関数は、結果が浮動小数点の正規化の範囲外になった場合、 オーバーフローまたはアンダーフローをシグナルで通知する。
準拠
C99。この関数は IEC 559 で定義されている。 (また IEEE 754/IEEE 854 では付録で推奨関数として定義されている)
関連項目
nearbyint
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