nfsstat - システム管理コマンドの説明 - Linux コマンド集 一覧表
名前
nfsstat - NFS の統計情報を表示する
書式
/usr/sbin/nfsstat [-anrcsz] [-o facility ] ...
説明
nfsstat は NFS クライアントとサーバの動作に関して保存されている統計を表示する。
オプション
- -s
- サーバ側の統計のみを表示する。 デフォルトではサーバとクライアント両者の統計を表示する。
- -c
- クライアント側の統計のみを表示する。
- -n
- NFS の統計のみを表示する。 デフォルトでは NFS と RPC 両者の情報を表示する。
- -r
- RPC の統計のみを表示する。
- -o facility
-
指定した
facility
の統計のみを表示する。以下のうちのひとつを指定できる。
- nfs
- RPC コールを除く、NFS プロトコルの情報。
- rpc
- 一般的な RPC 情報
- net
- ネットワーク層の統計。 例えば受信パケットの数、TCP 接続回数など。
- fh
- サーバのファイルハンドルキャッシュの利用情報。 ルックアップの回数、ヒットとミスの回数を含む。
- rc
-
サーバのリクエスト返信用キャッシュの利用情報。
ルックアップの回数、ヒットとミスの回数を含む。
ファイル
- /proc/net/rpc/nfsd
- procfs ベースの kernel NFS サーバ統計へのインターフェース。
- /proc/net/rpc/nfs
- procfs ベースの kernel NFS クライアント統計へのインターフェース。
関連項目
著者
Olaf Kirch, <okir@monad.swb.de>