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nroff - コマンド (プログラム) の説明 - Linux コマンド集 一覧表

  1. 名称
  2. 書式
  3. 解説
  4. 環境変数
  5. 関連項目

名称

nroff - groff による nroff コマンドのエミュレート

書式


nroff [ file... ]

解説

nroff は、groff を用いて nroff をエミュレートするスクリプトです。 -T オプションには ascii , latin1 , koi8-r , utf8 , cp1047 のみが有効です。 無効なものを指定するか -T オプションを指定しないと、 nroff は現在のロケールを調べて、デフォルト出力デバイスを選択します。 まず、 locale プログラムを試し、次に環境変数 LC_ALL , LC_CTYPE , LANG を試し、最終的に LESSCHARSET 環境変数を見ます。

-h オプション は grotty への -h オプションと等価です (すなわちタブを出力に使用します)。 -i , -n , -m , -o , -r オプションは   troff (1) に説明されている効果を持ちます。 -q , -s オプション ( troff には実装されていません) は無視され、エラーメッセージも表示されません。 オプション -p (pic), -t (tbl), -S (より安全) と -U (安全でない) は groff に渡されます。 -S がデフォルトで渡されます。 -v バージョン番号を表示します。

環境変数

GROFF_BIN_PATH
コロン区切りのディレクトリリストで、PATH の前に、ここから groff 実行形式を探します。 これが設定されない場合、`/usr/bin' が使用されます。

このシェルスクリプトは、基本的には   man (1) での使用を意図していますので、警告は抑制されます。 (ファイル tty-char.tmac 中の) nroff スタイルの文字定義もまた、 印字不可能なグリフをエミュレートするためにロードします。

関連項目