pathchk - コマンド (プログラム) の説明 - Linux コマンド集 一覧表
名前
pathchk - ファイル名の可搬性 (portability) をチェックする
書式
pathchk [-p] [--portability]
filename...
patchk [--help] [--version]
説明
pathchk
は与えられたそれぞれの
filename
に対して、
以下の条件のいずれかが真の場合にメッセージを出力する。
filename
に含まれるディレクトリに検索 (実行) 権限がない。
filename
の長さがファイルシステムで許されている最大値よりも大きい。
filename
のディレクトリに対応する各部分の長さのどれかが
ファイルシステムで許されている最大値を越えている。
終了ステータスは以下の通り:
0 全てのファイル名が全てのテストをパスした 1 それ以外
オプション
- "-p, --portability"
- ファイル名と各部分の長さのチェックを、 ファイルの置かれているファイルシステムに対して行うのではなく、 POSIX.1 で可搬性を保証している最小値に対して行う。 またファイル名に可搬性の無い文字セットが含まれていないかどうかもチェックする。
- "--help"
- 標準出力に使用方法のメッセージを出力して正常終了する。
- "--version"
- 標準出力にバージョン情報を出力して正常終了する。
注意
プログラムのバグについては bug-sh-utils@gnu.org に報告してください。
ページの更新は Ragnar Hojland Espinosa <ragnar@ragnar-hojland.com> が行っています。