pinky - コマンド (プログラム) の説明 - Linux コマンド集 一覧表
名前
pinky - ローカルユーザーの情報閲覧プログラム
書式
pinky
[
-bfhilpqsw
] [
USER...
]
pinky
[
--help
] [
--version
]
説明
pinky
は与えられたローカルユーザー
USER
の情報をそれぞれ表示する。ユーザーの指定がなければ、
現在ログインしているユーザーを (/var/run/utmp から読んで) 表示する。
短い書式 (デフォルト) では、ユーザーのログイン名・本当の名前・tty・
アイドル時間・ログイン時刻・ホスト名が、ユーザー一人につき一行で表示される。
長い書式では、複数行を使って、ユーザーのログイン名・本当の名前・
ホームディレクトリ・シェル・project ファイル・plan ファイルが表示される。
オプション
短い書式のオプション
- -f
- 最初の行 (列ヘッダ) を省略する
- -i
- ユーザーのフルネームとリモートホストを省略する
- -q
- ユーザーのフルネーム・リモートホスト・アイドル時間を省略する
- -w
- ユーザーのフルネームを省略する
長い書式のオプション
- -b
- ユーザーのホームディレクトリとシェルを省略する。
- -h
- ユーザーの project ファイルを省略する
- -p
- ユーザーの plan ファイルを省略する
通常のオプション
- -l
- 長い書式を使う
- -s
- 短い書式を使う (デフォルト)
- "--help"
- 標準出力に使用方法のメッセージを出力して正常終了する。
- "--version"
- 標準出力にバージョン情報を出力して正常終了する。
注意
プログラムのバグについては bug-sh-utils@gnu.org に報告してください。
ページの更新は Ragnar Hojland Espinosa <ragnar@ragnar-hojland.com> が行っています。