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program_invocation_name - ライブラリコールの説明 - Linux コマンド集 一覧表

  1. 名前
  2. 書式
  3. 説明
  4. 備考
  5. 準拠
  6. 関連項目

名前

program_invocation_name, program_invocation_short_name - プログラムの起動に使われた名前を取得する

書式

#define _GNU_SOURCE#include <errno.h>

extern char *program_invocation_name;extern char *program_invocation_short_name;

説明

program_invocation_name は、呼び出し元プログラムの起動に使用された名前を保持する。 内容は main ()の argv[0] の値と同じだが、 program_invocation_name の方はスコープがグローバルである点が異なる。
program_invocation_short_name は、呼び出し元プログラムの起動に使用された名前の basename 部分を 保持する。つまり、この変数の内容は、最後のスラッシュ (/) とそれより前の 部分がある場合、 program_invocation_name からこの部分を削除したものとなる。
これらの変数は glibc のランタイム・スタートアップ・コードで 自動的に初期化される。

備考

Linux 独自のファイル /proc/[number]/cmdline でも同様の情報を得ることができる。

準拠

これらの変数は GNU の拡張であり、 移植性が必要なプログラムでは使用すべきでない。

関連項目

  proc (5)