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quotactl - システムコールの説明 - Linux コマンド集 一覧表

  1. 名前
  2. 書式
  3. 説明
  4. 返り値
  5. エラー
  6. 準拠
  7. 関連項目

名前

quotactl - ディスク quota を操作する

書式

#include <sys/types.h>

#include <sys/quota.h>
int quotactl(int cmd, const char *special, int id", caddr_t " addr );
#include <linux/unistd.h>
#include <errno.h>
_syscall4(int, quotactl, int, cmd, const char *, special, int, id, caddr_t, addr) /* Using syscall(2) may be preferable; see intro(2) */

説明

quota システムは、各々のユーザ及び/またはグループに対して、 ソフト・リミット及びハード・リミットを定める。これはあるファイル・システムで 使用する事が出来るディスク容量を制限する。 ハード・リミットは超過することは出来ない。 ソフト・リミットは超過する事が出来るが、警告が発せられる。 更に、(デフォルトでは) 一週間以上ソフト・リミットを超過したままに しておく事はできない: 一週間経過した後はハード・リミットを超過したと みなされる。
quotactl ()システムコールはこれらの quota に対する操作を行なう。 最初の引き数は QCMD( subcmd , type ) という形式である。 type には、ユーザー quota については USRQUOTA を、グループ quota については GRPQUOTA を指定する。 subcmd は以下で説明する。
二番目の引き数 special は quota を適用するデバイスのブロック・スペシャル・ファイルである。 そのデバイスはマウントされていなくてはならない。
三番目の引き数 id には、(必要な場合に) quota を適用するユーザーもしくはグループの ID を指定する。
四番目の引き数 addr には、コマンドごとに異ったデータ構造体のアドレスを指定する。
subcmd は以下のいずれかである

Q_QUOTAON
quota を有効にする。 addr 引き数には、そのファイル・システムの quota が記録されているファイルの パス名を指定する。
Q_QUOTAOFF
quota を無効にする。
Q_GETQUOTA
ディスク使用量の制限値と現在の使用量を得る。 addr 引き数は ( <sys/quota.h> で定義された) dqblk 構造体を指すポインタである。
Q_SETQUOTA
制限値と現在の使用量を設定する: addr は同上。
Q_SETQLIM
制限値を設定する; addr は同上。
Q_SETUSE
使用量を設定する。
Q_SYNC
ファイル・システムの quota ファイルをディスクと同期させる。
Q_GETSTATS
収集された統計を取得する。

返り値

quotactl ()は、成功時には 0 を返す。エラー時は、-1 を返すとともに、 errno が適切な値に設定される。

エラー

EACCES
quota ファイルが普通のファイルではない。
EBUSY
Q_QUOTAON の要求がなされたが、quota(s) は既に有効になっている。
EFAULT
addr の値に誤りがある。
EINVAL
type が既知の quota の形式ではない。もしくは、 special デバイスが見付からなかった。
EIO
quota ファイルへの読み書きが出来ない。
EMFILE
ファイルをオープンしすぎている: quota ファイルをオープン出来ない。
ENODEV
special がマウント・テーブル内に見当たらない。
ENOPKG
quota を使用可にしてカーネルをコンパイルしていない。
ENOTBLK
special がブロック・スペシャル・デバイスではない。
EPERM
プロセスが (そのファイル・システムの) root のものではなく、 かつプロセス自身のものとは異なる id に対して Q_GETQUOTA 要求を行なった。 もしくは、 Q_GETSTATS , Q_SYNC 以外の要求がなされた。
ESRCH
quota が有効になっていないファイル・システムに対して Q_GETQUOTA , Q_SETQUOTA , Q_SETUSE , Q_SETQLIM のいずれかの要求がなされた。

準拠

BSD

関連項目