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removexattr - システムコールの説明 - Linux コマンド集 一覧表

  1. 名前
  2. 書式
  3. 説明
  4. 返り値
  5. 準拠
  6. 著者
  7. 関連項目

名前

removexattr, lremovexattr, fremovexattr - 拡張属性を削除する

書式

#include <sys/types.h>
#include <attr/xattr.h>

int removexattr (const char*path, const char*name); int lremovexattr (const char*path, const char*name); int fremovexattr (int filedes, const char*name);

説明

拡張属性は、inode (ファイル、ディレクトリ、シンボリックリンク等) に 関連付けられた name : value の対である。 これらは、システム上のすべての inode に関連付けられた通常の属性 ( stat (2)が返すデータ) を拡張するものである。 拡張属性のコンセプトは attr (5)に書かれている。

removexattr ()は、ファイルシステム内の指定された path に対応する、名前 name の拡張属性を削除する。

lremovexattr ()は removexattr ()と同じだが、シンボリックリンクの場合に、リンクが参照しているファイル ではなく、リンクそのものの情報を削除する点だけが異なる。

fremovexattr ()は removexattr ()と同じだが、 path の代わりに filedes で指示されたオープン済みファイルから拡張属性を削除するだけである点が異なる ( filedes は   open (2) によって返される)。

拡張属性の名前は、普通の NULL 終端された文字列である。 name には、名前空間を表す接頭辞 (prefix) が含まれる。 個々の inode に対し、互いに独立な名前空間が複数あってもよい。

返り値

成功した場合、0 が返される。 失敗した場合、 -1 が返され、 errno に適切な値がセットされる。

指定された名前の属性が存在しない場合、 errno に ENOATTR がセットされる。

拡張属性がそのファイルシステムでサポートされていない場合、 もしくは無効になっている場合、 errno に ENOTSUP がセットされる。

  stat (2) システムコールの説明に書かれているエラーは これらのシステムコールにも適用される。

準拠

これらのシステムコールは Linux 独自である。

著者

Andreas Gruenbacher, < a.gruenbacher@computer.org >と SGI XFS 開発チーム, < linux-xfs@oss.sgi.com >。バグレポートやコメントは上記のアドレスまで送って下さい。

関連項目

getfattr (1), setfattr (1),  getxattr (2),   listxattr (2),   open (2),   setxattr (2),   stat (2),  attr (5)