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rmdir - コマンド (プログラム) の説明 - Linux コマンド集 一覧表

  1. 名前
  2. 書式
  3. 説明
  4. POSIX オプション
  5. GNU オプション
  6. GNU 標準オプション
  7. 環境変数
  8. 準拠
  9. 注意

名前

rmdir - 空のディレクトリを削除する

書式

rmdir [ options ] directory...
POSIX オプション: "[-p]"
GNU オプション (簡略形式): [-pv] [--ignore-fail-on-non-empty] "[--help] [--version] [--]"

説明

rmdir コマンドは空のディレクトリを削除する。

引き数に指定した directory が存在する空のディレクトリでない場合にはエラーになる。

POSIX オプション

"-p"
指定した directory がパス名に複数の階層を持っている場合、それを削除し、 最終のディレクトリ名を省略し、その結果のディレクトリを削除し、 というふうにすべての階層が削除されるまで繰り返す。 つまり、`rmdir -p a/b/c' は `rmdir a/b/c; rmdir a/b; rmdir a' と同じである。

GNU オプション

--ignore-fail-on-non-empty
ディレクトリが空でない場合のエラーを無視する。
"-p, --parents"
POSIX と同じ。
"-v, --verbose"
削除したディレクトリごとにメッセージを表示する。

GNU 標準オプション

"--help"
標準出力に使用方法のメッセージを出力して正常終了する。
"--version"
標準出力にバージョン情報を出力して正常終了する。
"--"
オプションリストを終了する。

環境変数

変数 LANG, LC_ALL, LC_CTYPE, LC_MESSAGES が通常の意味を持つ。

準拠

POSIX 1003.2

注意

このページでは fileutils-4.1 パッケージでの rmdir コマンドについて説明している。 その他のバージョンでは少し違いがあるかもしれない。 修正や追加は aeb@cwi.nl, aw@mail1.bet1.puv.fi, ragnar@ragnar-hojland.com 宛てにメールで連絡してほしい。 プログラムのバグについては bug-fileutils@gnu.org へ報告してほしい。