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setenv - ライブラリコールの説明 - Linux コマンド集 一覧表

  1. 名前
  2. 書式
  3. 説明
  4. 返り値
  5. エラー
  6. 準拠
  7. 注意
  8. バグ
  9. 関連項目

名前

setenv - 環境変数を変更または追加する

書式

#include <stdlib.h>

int setenv(const char *name, const char *value, int overwrite);
int unsetenv(const char *name);

説明

setenv () 関数は、name が存在しない場合 環境変数 name に値 value を設定し、環境に追加する。 name が環境に存在する場合、overwrite が 0 以外ならば その値を value に変更し、overwrite が 0 ならば name の値を変更しない。

unsetenv () 関数は、変数 name を環境から削除する。

返り値

setenv () 関数は、成功すると 0 を返す。 環境に十分な空きが無い場合は -1 を返す。 unsetenv () 関数は、成功すると 0 を返す。 エラーの場合は -1 を返し、 errno を設定してエラーの原因を示す。

エラー

EINVAL
name に '=' 文字が含まれている。

準拠

4.3BSD, POSIX.1-2001.

注意

glibc 2.2.2 以前では、unsetenv () は 返り値が void のプロトタイプであった。 もっと最近の glibc 版は、「書式」セクションで示しているように POSIX.1-2001 互換のプロトタイプである。

バグ

POSIX.1-2001 では 「 name に '=' 文字が含まれる場合、 setenv ()はエラー EINVAL で失敗すべきである」と述べられている。 しかし 2.3.4 より前のバージョンの glibc では、 name に '=' 文字が含まれるのを許している。

関連項目