size - コマンド (プログラム) の説明 - Linux コマンド集 一覧表
名前
size - セクションの大きさとその合計をリストする
書式
- size
- [ -A | -B | --format= compatibility ] [ --help ][ -d | -o | -x | --radix= number ] [ --target= bfdname ] [ -V | --version ] objfile ...
説明
GNU
size
ユーティリティは
objfile
引数に与えられたオブジェクトファイルそれぞれに対して、セクションのサイ
ズとその合計をリストする。デフォルトではオブジェクトファイルひとつ(書
庫が指定された場合はそれぞれのメンバー) について一行の出力を生成する。
オプション
- -A
- -B
- --format compatibility
-
これらのうちのどれかのオプションを指定すると、 GNU
size
の出力形式を選択することができる。 System V 形式にするには
-A
または --format=sysv
、 Berkeley 形式にするには
-B
または --format=berkeley
を指定する。
デフォルトは Berkeley 形式に似た一行出力である。
- --help
-
指定可能な引数とオプションの要約を表示する。
- -d
- -o
- -x
- --radix number
-
これらのオプションのどれかを指定すると、各セクションのサイズを表す数値
の基数を変更できる。
10 進数なら -d
または --radix 10
、
8 進数なら -o
または --radix 8
、
16 進数なら -x
または --radix 16
である。
--radix
number
形式で指定できるのは、以上の数値 (8, 10, 16) に限られる。
サイズの合計は常に 2 種類の基数で表示される。
-d
か -x
を指定した場合は 10 進と 16 進、
-o
を指定した場合は 8 進と 16 進となる。
- --target bfdname
-
objfile
のオブジェクトフォーマットを
bfdname
として指定できる。このオプションはおそらく不要である。
size
は多数のフォーマットを自動的に認識する。指定可能なフォーマットを知るた
めの方法に関しては
objdump
(
1
)を見よ。
- -V
- --version
-
size
自身のバージョン番号に関する情報を表示する。
関連項目
info
の ` binutils
' エントリ、
The GNU Binary Utilities
,Roland H. Pesch (October 1991)、
ar
(
1
)、
objdump
(
1
)
著作権
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