stime - システムコールの説明 - Linux コマンド集 一覧表
名前
stime - 時間を設定する
書式
#define _SVID_SOURCE
/* glibc2 needs this */
#include <time.h>
int stime(time_t *
t
);
説明
stime
() はシステムの時刻と日付を設定する。
t
には時刻をグリニッジ平均時(GMT)の
1970年1月1日 00時00分00秒 からの経過秒数で指定する。
スーパーユーザーのみがstime
() を実行できる。
[ 訳注 正確にはグリニッジ平均時(GMT)ではなく協定世界時(UTC)が使用される ]
返り値
成功した場合はゼロが返される。エラーの場合は -1 が返され、 errno が適切に設定される。
エラー
- EFAULT
- ユーザー空間から情報を得るときにエラーが発生した。
- EPERM
- 呼び出し元のプロセスが十分な権限を持っていない。 Linux では CAP_SYS_TIME 権限が必要である。
準拠
SVr4.
注意
glibc2 では、 _SVID_SOURCE が定義されているときだけ <time.h> 内でプロトタイプが定義される。
関連項目
date (1), settimeofday (2), capabilities (7)