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strdup - ライブラリコールの説明 - Linux コマンド集 一覧表

  1. 名前
  2. 書式
  3. 説明
  4. 返り値
  5. エラー
  6. 準拠
  7. 関連項目

名前

strdup, strndup, strdupa, strndupa - 文字列を複製する

書式

#include <string.h>

char *strdup(const char *s);
#define _GNU_SOURCE
#include <string.h>
char *strndup(const char *s, size_t n);
char *strdupa(const char *s);
char *strndupa(const char *s, size_t n);

説明

strdup () 関数は、文字列 s の複製である 新しい文字列へのポインタを返す。 新しい文字列のためのメモリはmalloc (3)で得ている。 そして、free (3)で解放することができる。
strndup () 関数は同様であるが、最大で n 文字だけを複製する。 sn よりも長い場合、n 文字だけが複製され、 終端の NULL バイト ('\0') が追加される。
strdupa () と strndupa () 関数は同様であるが、 バッファを割り当てるのに alloca(3) を用いる。 これらの関数は GNU GCC を用いた場合にのみ有効で、 alloca(3) で記述されているのと同様の制限を受ける。

返り値

strdup ()関数は複製された文字列へのポインタ、または 十分なメモリが確保できなかった場合にはNULLを返す。

エラー

ENOMEM
複製された文字列を割り当てる十分なメモリが確保できなかった。

準拠

strdup ()は SVr4, 4.3BSD, POSIX.1-2001 準拠である。 strndup (), strdupa (), strndupa () は GNU 拡張である。

関連項目

  alloca (3),  calloc (3),  free (3),   malloc (3),  realloc (3),  wcsdup (3)