sum - コマンド (プログラム) の説明 - Linux コマンド集 一覧表
名前
sum - チェックサムとブロック数を表示する
書式
sum
[
-rs
][
--sysv
][
FILE...
]
sum
[
--help
] [
--version
]
説明
sum
は引数に与えられた各
FILE
の 16 ビットチェックサムを計算して表示する。
FILE
が一つも与えられないと標準入力から読み込む。また
FILE
が
`
-
'だった場合には、そのファイルには標準入力が用いられる。
sum
は
FILE
それぞれのチェックサムとブロック数 (切り上げ) を表示する。
デフォルトでは、2 つ以上の
FILE
が引数に指定されると、ファイル名も表示する。
GNUの
sum
は、デフォルトで BSD
sum
と互換性のあるアルゴリズムでチェックサムを計算し、
1024 バイトのブロック単位でファイルのサイズを表示する。
オプション
- -r
- デフォルトの (BSD 互換の) アルゴリズムをチェックサムの計算に使う。 このオプションは System V の sum との互換性のためにある。 -s オプションを同時に指定しない限り、何も起きない。
- -s, --sysv
- チェックサムの計算に System V の sum と互換のアルゴリズムを用い、 512 バイトのブロック単位でファイルのサイズを表示する。
- "--help"
- 標準出力に使用方法のメッセージを出力して正常終了する。
- "--version"
- 標準出力にバージョン情報を出力して正常終了する。
注意
プログラムのバグについては bug-textutils@gnu.org に報告してください。
man ページは Ragnar Hojland Espinosa <ragnar@ragnar-hojland.com> が作成しました。