tee - コマンド (プログラム) の説明 - Linux コマンド集 一覧表
名前
tee - 標準入力から読んだ内容を標準出力とファイルとに書き出す
書式
tee [-ai] [--append] [--ignore-interrupts]
[
file...
]
tee [--help] [--version]
説明
tee コマンドは標準入力を、 標準出力と引数で与えられた全てのファイルとにコピーする。 何らかのデータをパイプに送るとき、 同時にそのコピーを保存しておきたいときに便利だろう。
存在しないファイルに書き出そうとすると、このファイルは作成される。 もしすでに存在しているファイルに書き出そうとすると、 -a オプションを使わない限り、以前の内容は上書きされる。
オプション
- "-a, --append"
- ファイル内容を上書きせずに、標準入力をファイルに追加する。
- "-i, --ignore-interrupts"
- 割り込みシグナルを無視する。
- "--help"
- 標準出力に使用方法のメッセージを出力して正常終了する。
- "--version"
- 標準出力にバージョン情報を出力して正常終了する。
注意
プログラムのバグについては bug-sh-utils@gnu.org に報告してください。
ページの更新は Ragnar Hojland Espinosa <ragnar@ragnar-hojland.com> が行っています。