towupper - ライブラリコールの説明 - Linux コマンド集 一覧表
名前
towupper - ワイド文字 1 個を大文字に変換する
書式
#include <wctype.h>
wint_t towupper(wint_t wc);
説明
towupper () 関数は、toupper () 関数に対応するワイド文字関数である。 wc がワイド文字ならば、この文字は大文字に変換される。大文字・小 文字の区別がない文字は変換されずに返される。 wc が WEOF ならば、WEOF が返される。
返り値
towupper () 関数は、wc に対応する大文字を返す。wc が WEOF ならば、WEOF を返す。
準拠
C99.
関連項目
注意
towlower の動作は、現在のロケールの LC_CTYPE カテゴリに依存する。
この関数を Unicode 文字に対して使うのはあまり適切でない。なぜなら、
Unicode には大文字(upper case)・小文字(lower case)・タイトル文字(title case)
という 3 つの "case" が含まれているからである。