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whereis - コマンド (プログラム) の説明 - Linux コマンド集 一覧表

  1. 名前
  2. 書式
  3. 説明
  4. オプション
  5. ファイル
  6. 関連項目
  7. バグ

名前

whereis - コマンドのバイナリ・ソース・man ページの場所を示す

書式

whereis [ -bmsu ] [ -BMS directory ... -f ] filename ...

説明

whereis は指定したファイルのソース・バイナリ・man ページセクションの場所を示す。 与えられた名前は、最初に始めのパス名の部分が取り除かれ、次に .c のような . ext という形式の拡張子が取り除かれる。 ソースコード管理に使われている s. というプレフィックスがついたファイルも表示される。 whereis は、標準的な Linux ファイル階層中で指定したプログラムを探す。

オプション

-b
バイナリのみを探す。
-m
man ページセクションのみを探す。
-s
ソースのみを探す。
-u
通常とは異なるエントリを探す。 要求されるタイプの 1 つのエントリがファイルにない場合、 通常とは異なるファイルと呼ばれる。 よって、 ` whereis-m-u* 'は、カレントディレクトリのファイルから man ページがないものを探す。
-B
whereis がバイナリを探すディレクトリを変更または制限する。
-M
whereis が man ページセクションを探すディレクトリを変更または制限する。
-S
whereis がソースを探すディレクトリを変更または制限する。
-f
直前のディレクトリリストを終了させ、 ファイル名指定の開始であることを示す。 -B , -M , -S オプションのいずれかを使う場合は、 このオプションを 使わなければならない

/usr/bin にあるファイルから /usr/man/man1 に man ページがなく /usr/src にソースがあるようなもの探す。

.ft B
example% cd /usr/bin
example% whereis -u -M /usr/man/man1 -S /usr/src -f *
.ft R

ファイル

/{bin,sbin,etc}
/usr/{lib,bin,old,new,local,games,include,etc,src,man,sbin,
X386,TeX,g++-include}
/usr/local/{X386,TeX,X11,include,lib,man,etc,bin,games,emacs}

関連項目

chdir (2V)

バグ

whereis は実行を速くするために chdir (2V)を使うので、 -M , -S , -B に指定するパス名はフルパスでなければならない; つまりパス名は ` / 'で始まっていなければならない。

whereis はハードコードされたパスを持っているので、 探しているものとは違うものが見つかるかもしれない。